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制度・法律

国民年金は家族のため!作業療法士が現場で見て感じた保険料支払いの重要性

やまざき

【介護相談×作業療法士】 回復期→急性期→訪問リハビリ→老健→デイケア→独立。情報量が人を救う。在宅介護を無理なく継続するには、上手く情報収集するための情報源。『できるんです!』行動に変化起こす介護サポート。

国民年金、なんのために加入していますか?

 

お年寄りを支えるためのお金だろ?

自分が高齢者になった時には、な~んの見返りもない無駄!

やまざき
やまざき

それ、誤解かもです。

国民年金は、いざというときに自分だけでなく家族も守ってくれる制度です。

 

国民年金を支払う3つのメリット

実は私も学生時代に国民年金の支払いが無駄な気がして、未納を考えたことがあります。

誰でも最初は知らないことが沢山あります。そもそも年金は何のために支払わないといけないのか、学校も親も誰も教えてくれませんでした。そんな状況で、「あとで起こりうる恐怖」について知る由もありませんよね。当時の私もそうでした。

 

この記事を読んでいる人は、

やっぱり国民年金って支払った方がいいのかな?

真剣に悩んでくださっているんだと思います。

 

国民年金は家族のためにも支払いをしておくことをオススメします。

やまざき
やまざき

あなたも納得できる理由をいくつか挙げていきますね

 

無断で年金未払いがあると、その間は未加入となりペナルティーがつきます。しかし、支払いをしっかり行っているとメリットも沢山あるんです。

 

国民年金は受給時期を75歳に先延ばすことで最大84%増額されると話題になっています。

そこまで生きられるかも分からないし。払うだけ損!

と思って支払いを躊躇されている方もいるかもしれません。

 

 

しかし、「あなた」だけでなく「あなたの家族」も助けてくれるありがたい制度であることを知っておいてください。

 

 

 

理由① 老後の年金

2021年度(令和3年度)までに、国民年金を40年間忘れることなく満額支払っていた方の受取り額は年78万900円×改定率(物価などを考慮した割合)

一か月で65,000円を受け取ることができるのが、国民年金法の一つである老齢基礎年金です。

保険料を免除された期間があると・・・

老後に老齢基礎年金を受け取る際は、1/2しか受け取れません。

なぜ1/2かというと、

国民年金の財源は、1/2が国庫負担で、のこりの1/2が国民が支払っている税金で賄われています。国民年金(税金)を支払っていなかった未納者や免除者は、この税金分が受け取れないということです。

 

理由② ケガや病気のとき

ケガや病気で心身に一定の障害が残った場合、障害基礎年金を受け取ることができます。

金額は老齢基礎年期の満額と同じで、障害等級2級で780,900円×改定率。

より重度の1級だと、2級の年金額の1.25倍となります。

子供がいる場合

子供の扶養手当として加算額がプラスされます。

高校を卒業するまで(18歳の年度末まで)が対象となり、

1人につき224,700円×改定率が追加されます。

保険料を免除された期間があると・・・

老齢基礎年金と同様に、未納期間などがあると減額されるので注意が必要です。

 

理由③ 死んだとき

遺族基礎年金は、一家の生計の中心になっていた人が死亡した場合に遺族がもらえる年金です。配偶者と子どもに限定されています。

ちなみに、共働きの奥さんでも年収が850万円未満であれば該当。生きるためにも申請し忘れないように気をつけてください。

 

金額は780,900円×改定率

子供がいる場合

子供の扶養手当として加算額がプラスされます。

高校を卒業するまで(18歳の年度末まで)が対象となり、

1人につき224,700円×改定率が追加されます。

片親家庭の場合

子どもが一人の場合は、780,900円×改定率が支給されます。

例えば、

母子家庭でお子さんが2人いた場合は、

(780,900円+224,700円)÷ 2 が、残された子ども1人あたりの年金額となります。

 

 

国民年金支払わないデメリットはコレに尽きる

自分ひとりのことを考えたら、65歳以上でもらう老齢基礎年金なんて月6万程度だし「いらない」と思うかもしれませんね。

でも、国民年金は残された家族のためにも重要な資源となります。

 

自身が脳梗塞などの障害者になり、仕事ができなくった時。たった6万円でも、障害基礎年金がもらえたら仕事ができない罪悪感を少しは楽にできるかもしれません。

結婚して、家族を残して先に旅立たなければならない時。たった6万円でも、遺族基礎年金がもらえたら、残された家族は楽になるかもしれません。

 

国民年金の未納期間があると

最後に少しだけ、補足。

障害基礎年金・遺族基礎年金が受けられない場合があります。

  • 障害の場合は初診日(※)、死亡の場合は死亡日の月の前々月までの被保険者期間のうち、保険料納付済期間(保険料免除期間を含む)が3分の2未満の場合
  • 初診日または死亡日の月の前々月までの1年間に保険料の未納がある場合は、障害基礎年金や遺族基礎年金が支給されません。
    (※)初診日は、障害の原因となった病気やけがについて、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日になります。

 

以上ことを参考に、国民年金を『払えないから払わない』のか『払わなくてもいい方法』を選択するのかしっかり考えて頂けると幸いです。

 

 

 

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