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制度・法律 知らないと損していること

介護離職を後悔しない【家賃額の支給制度・生活困窮しないための考え方】

やまざき

【介護相談×作業療法士】 回復期→急性期→訪問リハビリ→老健→デイケア→独立。情報量が人を救う。在宅介護を無理なく継続するには、上手く情報収集するための情報源。『できるんです!』行動に変化起こす介護サポート。

介護離職を選んだ人で、退職前に『誰にも相談しなかった』という人は47.8%

半数近くが、独りで悩み、独りで判断されています。

 

あなたもそのうちの ひとり ではありませんか?

 

 

この記事では、

  • 介護離職や介護休暇により給与が減った
  • 収入がなくても家賃を支払わなくてはいけない
  • 生活に困窮しない方法はないか

こういった悩みにお答えます。

 

 

この記事を書いているのは、病院10年・施設5年の勤務歴がある作業療法士。

ご家族の介護の大変さを身近で見てきた私だからこそ感じることや、知っておくと得する情報を解説していきます。

 

本記事の内容

  1. 家賃支払いを助けてくれる制度について
  2. 介護離職の理由
  3. 介護に専念するのか・仕事と両立か
  4. 後悔しないためにしておく3つの手順

 

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介護離職を後悔していませんか?

失業手当をあてにしていても、日々の出費は増すばかり。親の年金で暮らすといっても、固定費の大半を占める家賃がなんとかならないかと頭を抱えますよね。

 

やまざき
やまざき

こんな制度があるのを知っていますか?

 

住居確保給付金

この制度を簡単にいうと、働いていた人の収入が減ったときに、実際の家賃額を原則3か月間(延長して最大9カ月間)を自治体から大家さんに直接支払ってくれる制度です。

こんな制度があるなんて知らなかった!

その①:対象になる人

  1. 主たる生計維持者が①離職・廃業後2年以内。もしくは②給与等が離職・廃業と同程度まで減少している場合。
  2. 直近の月の世帯収入合計額が、市町村民税の均等割が非課税となる額の1/12と、家賃の合計額を超えていない場合。
  3. 現在の世帯の預貯金合計額がおよそ100万円を超えない額の場合。
  4. ハローワークなどで求職活動を行っている場合。

※この場合の求職活動は形だけでも大丈夫です。

 

その②:手続きの流れ

最寄の自立相談支援機関へ申請を提出。

この機関は、自治体が直営または委託して運営されており、全国1317箇所に設定されているそうです。

お住まいの地域の申請窓口 検索はこちらから(厚生労働省HP)

 

【申請に必要なもの】

  • 本人確認書類
  • 収入が確認できる書類
  • 預金金額が確認できる書類
  • 離職票や勤務時間減少が確認できるシフト表など

※申請先によって必要書類が異なるため、事前に電話確認をおススメします。

 

その③:支給上限額

東京都特別区の場合になりますが、

1人世帯で 53,700円(月額)

3人世帯で 69,800円(月額)

 

家賃全額とはならないかもしれませんが、約7万円が毎月支給されると助かりますね。

最長で9カ月ともなると、なんと63万円!

該当するかたは使わない理由がないですね。

 

 

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介護離職の理由

この記事を読んでいる方のなかには、介護離職をすでにされた方、これから介護離職を考えている方、介護離職から復職をされた方、いろんな方がいると思います。

『介護離職』を検討した時に、誰かに相談をされましたか?

実際に介護離職を選んだ人で、退職前に『誰にも相談しなかった人』は47.8%。

半数近くが、独りで悩み、独りで判断されています。

 

社会的な理由

介護離職を考える一番の理由は『介護と仕事との両立』が困難になったからといわれています。

  • 休みたい時に休めない
  • 残業で帰りが遅くなる
  • 公私ともにのしかかるストレス

 

特に40~50代の働き世代に多く見られます。これは、働き世代の親が団塊の世代で後期高齢者を迎えるからです。

1947~1949年に生まれた約689万人の団塊の世代が、現在2022年には73~75歳を迎えます。そう、75歳以上の後期高齢者の入口にさしかかり、介護が必要となる方が増えるのに、介護サービスの進歩が追い付いておらず、『親の世話は子供が看る』という固定概念が根付いているからだと考えられます。

 

 

介護離職をするか・仕事を続けるか

個人的には、介護離職には反対派です。

誰でも最初は介護の知識ゼロで、『介護』と一言でいってもどんなことをするのか想像もつかないと思います。そして、介護を始めて気づくのです。

 

親のためと思っていたけど、介護って辛い

誰も手伝ってくれない誰も感謝してくれない誰も認めてくれない

 

自分で選んだ道のはずなのに・・・。

 

 

リハビリ職をしていると、ご家族から話を聞く機会もたくさんありました。

最初は良かったのよ。でも頼れる所がなくて辛くなってくる。

 

責任意識の強い人ほど、一つのことに集中して取り組まなければいけないと考えがちで辛さが増すようです。なので、私は介護離職には反対です。継続するためには、介護(親)から物理的に離れるきっかけとして仕事という逃げ道を残しておくのも精神衛生上に必要だと思うからです。

 

私はまだ親の介護経験なく、子育て経験しかありません。

産休に入るタイミングで退職し2年間子育てに専念しました。周りに頼れる人も少なく「子育てって孤独で辛い」と思う時期があり2年目で再就職をしました。子育ては月日が経てば楽になります。でも、介護は月日が経つほど介護量が増え大変になっていきます。

 

繰り返しになりますが、どこかで息抜きが出来る環境を残しておくことが大切だと思います。だから私は介護離職には反対です。

 

ここまで読んだ方は、

じゃあどうすればいいのよ?!

介護離職はしたくないけど、本当に介護離職しないでも親の面倒を見ることができる方法はあるの?と思うかもです。

 

やまざき
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ひとりで悩んで介護離職の選択をする前に、この3点をチェックしてみてください。

 

後悔しないためにしておく3つの手順

介護離職の判断をする前に、まだこの3点をしていない方は是非やってみてください。

①介護保険の申請

相談を受けていると、10人に1人は介護保険を未申請という方がいます。

あなたはもちろん介護保険の申請は済まされていますよね?

【介護保険とは】

民間の保険会社が売っている保険とは異なり、国が行っている社会保険制度の一つ。

40歳から介護保険料を月々5,000円ほど給料から差し引かれていると思います。その支払ってきたものが日の目を見るのが、市区町村に要介護申請することで介護サービスを利用できる介護保険制度です。

 

(参考記事)自宅での介護疲れ『介護保険の申請』は済ませましたか?

 

介護保険の申請をしたけど、要介護認定を受けられず大したサービスが受けられなかった。

このような方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも安心してください。

 

やまざき
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すでに介護認定結果が出ている方でも『不服申請』という判定を再度行う制度があるので試してみる価値ありです。

②相談窓口を見つける

ひとりで悩まない。知らないことは専門家にアドバイスを得る。

これが一番大事なことです。

 

市区町村にはそれぞれ介護の相談窓口があります。

独居高齢者で火の始末が難しい、一人で外へ行って迷子になってしまう(徘徊)などがある方には、地域の民生委員が見守りを強化してくれることもあります。

 

要介護申請を行ったら、担当ケアマネージャーもつきます。

 

それでも不安なことや聞きにくいことがあれば、できるんですコンシェルジュを頼ってください。私があなたの悩み解決に手を差し伸べます。

介護やリハビリのお悩みは『できるんですコンシェルジュ』へ

やまざき
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いっしょに一歩ずつ前進しましょう!

 

③会社の支援制度を再確認

会社の就業規則を読んだことがありますか?

私は入職すると必ず全ページに目を通します。それが良いかは別にして(苦笑)、勤務先には会社と従業員のルールを定めたものがあります。常時10人以上を労働者として使用する使用者はこの就業規則を作成し行政官庁に届けなければいけません。

そして、この就業規則の中には育児・介護休業法で定められている介護休暇があります。

 

まとめ

介護離職を後悔しないためにできることをお伝えしてきました。

個人的には、介護離職は反対です。

理由①心の逃げ場所がなくなるから

24時間365日いっしょに居ると、どんなに好きな相手だとしても嫌気がさしてくるものです。まして身体介護が必要であり、思い通りにいきにくい家族を相手しているときには特に。

そんなときに仕事を継続していると物理的に逃げられる場所を確保することができます。仕事を言い訳に家を出ることで、気持ちを切り替えることができストレスを溜めすぎない方法の一つとなると思います。

 

もちろん中には「仕事を手抜きできない」と余計にストレスを感じる方もいると思うので、ご自身のタイプに合わせて検討していただければと思います。

 

理由②生活困窮とならないために

親の年金だけでの生活は苦しいです。仕事量をセーブし収入が減っていくと、心の余裕も減っていきます。週1回のアルバイトだとしても仕事を継続することで、たまにのご褒美ケーキを買うゆとりが生まれるかもしれません。

お金の切れ目は縁の切れ目ともいいますが、お金の減りは精気の減りにもなりますから。

 

いろんな立場の方がいらっしゃると思います。もし独りで思い悩んでいらっしゃるなら、一度ご相談ください。新しい道が開けるかもしれませんよ。

 

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  • この記事を書いた人

やまざき

【介護相談×作業療法士】 回復期→急性期→訪問リハビリ→老健→デイケア→独立。情報量が人を救う。在宅介護を無理なく継続するには、上手く情報収集するための情報源。『できるんです!』行動に変化起こす介護サポート。

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