寒さ対策でズボン下にたくさん重ね履きをしていて
トイレ間に合わない、そんな経験はありませんか?
トイレが間に合わない原因
- 急にトイレに行きたくなる切迫性尿失禁
- くしゃみや咳などの腹圧がかかる腹圧性尿失禁
- 膀胱炎などによる残尿感
- ゆっくり歩きになる移動能力の低下
いろんな失禁の原因があります。
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実際は、これ以外の原因もあるんです。
当てはまる方はいらっしゃりませんか?
15年間リハビリスタッフとしてトイレ介助をしていると
認知症ではない方もトイレが間に合わないことがありました。
歩きが自立していてもトイレ失敗している方がいました。
トイレを失敗してしまう状況を評価していると
一つの共通点を見つけることができました。
夏場は大丈夫なのに
冬になるとトイレが間に合わないというかた
足元の寒さ対策、どうされていますか?
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とりあえず重ね着しちゃう
ズボンの下に履くものをたくさん用意
タイツ・もも引き・ヒートテック・スパッツ
ありとあらゆる物を重ね合わせ
防寒対策としてズボン下に履きまくっていませんか?
その寒さ対策
残念ながら間違いです!
寒さを感じる理由
気温が低いことで、体内の熱を皮膚から外へ奪い取られるからなんです。
例えば、同じような素材の服を重ね着しているとき、繊維の隙間から熱が逃げていきます。
逆を返せば、
皮膚から体温を奪われないようにすれば寒く感じないということです。
すぐできる方法として、
異なる素材を着合わせる
裏起毛の生地を着る
皮膚から出る汗を効率よく吸収してくれる素材を着る
これが出来れば寒さに強くなれます。
![](https://dekirundesublog.com/wp-content/uploads/2021/07/怪しむ男性.png)
そんな言うけど、どうしろっていうんだよ
![](https://dekirundesublog.com/wp-content/uploads/2021/11/136DADF4-5D2F-4902-889D-5247D5034F45.jpg)
そうですよね。
ここからは代替え案をご紹介します!
ズボン下に履く寒さ対策はコレで決まり
ワイドパンツの床付き防止
インナー 透けない
防寒 暖か
これを使うことでトイレが楽になる3つの理由
- ズボンの上げ下げが楽になる
- ズボンの裾が汚れない
- パンツが途中で止まる
中腰でのパンツの引き上げの際に、必要以上に前かがみにしないので
転倒リスクが軽減できる。
そのほかにも、リビングでの足元の寒さ対策としても活用
一つ持っているだけで、寒さ対策は万全です!
余談(こんな人いませんか?)
最近も数名いらっしゃりましたが、
パンツをはいて→シャツをおろし→ぴったりヒートテックをはいて→服を下ろし→ももひきをはいて→トレーナーをおろして→ズボンをはく
まるでマトリョーシカのように何枚も合わせている
これじゃトイレについても便座に座るまでに時間がかかり、トイレが間に合わなくなってしまいますよね・・・
![](https://dekirundesublog.com/wp-content/uploads/2021/11/136DADF4-5D2F-4902-889D-5247D5034F45.jpg)
できない理由は何なのか。
行動を分析し、動作を評価
これが介助量軽減への近道かもしれませんね。
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