" />

在宅介護

【老健入所を検討する前に】医療従事者の私が親の施設を探す 3つのポイント

やまざき

【介護相談×作業療法士】 回復期→急性期→訪問リハビリ→老健→デイケア→独立。情報量が人を救う。在宅介護を無理なく継続するには、上手く情報収集するための情報源。『できるんです!』行動に変化起こす介護サポート。

介護施設である、介護老人保健施設を探す時に、どんなことに着目して探していますか?

複数回所の介護施設で働いてきたリハビリ作業療法士の私が、

自分の親の施設を探すとしたら着目する3つのポイントを紹介します。

  • リハビリスタッフの充実(老健の5分類)
  • 余暇活動の具体的内容
  • 利用者さんとスタッフの笑顔

リハビリスタッフの充実度

老健を探すときに、なぜ一番着目するのがリハビリの内容なのか。

それは、他の介護施設にはないサービスだからです。

病院と同様な機能回復のためのハードなリハビリ内容とはいきませんが、ベッド上のマッサージだけではなく、歩く練習や一人でトイレができるようになる練習など身体機能面のリハビリを個別対応でしてくれるのは、介護施設ではこの老健だけです。

オススメ記事

介護保険

他施設との違い【老健ってどんなところ】リハビリは?医療処置は?

2022/8/24  

老健(ろうけん)という言葉を聞いたことはありますか? 介護老人保健施設介護保険の認定を受けることで入所できる施設の一つ。 日本には、納税することで利用できる保険が2つあります。 医療保険と介護保険 こ ...

実は、老健にはレベル分けがあります。

どれぐらいリハビリに力を入れているのか、それは老健の施設基準によるレベル分けから読みとることが出来ます。

平成30年4月の介護報酬改定以降にできた、介護老人保健施設の5つの施設基準について簡単に説明します。

この5つの分類は、いわば『どれだけ在宅復帰に力を入れているか』のレベル分けと言っていいかと思います。

検討している施設がどの分類に値するのかを調べておくことで、家に帰れるようにするために最大限に協力してもらえる老健なのか。できるだけ長期間入所を継続させてくれる老健なのか。家族が希望している施設であるのか見分けがしやすくなります。

老健施設の5つの分類は以下の通りです。

  • 超強化型
  • 在宅強化型
  • 加算型
  • 基本型
  • その他

上2つの「超強化型」と「在宅強化型」の二つは、

リハビリスタッフが多数所属しており、リハビリ内容も充実しています。

その反面、長期間の入所継続は難しく、半年程度で自宅退所や特養入所を勧められます。

下3つの老健施設は、

長期間の入所となっても見て見ぬふりをしてくれることがあります。

その反面、スタッフが不足していることがあり個別リハビリなどは少なく、レクリエーションなどの集団リハビリになることがあります。

余暇活動の充実度

2020年以降、コロナの影響で施設内での行事はかなり制限されました。

しかし少しずつではありますが、以前のような活動を再開している老健施設も増えています。

入所する前には、施設のホームページやツイッターなどのSNSを確認してみてください。

最近は施設も営業のために、利用者さんの様子をSNSで配信しているところが多くあります。

時間に余裕があれば
 施設見学は必ず現地で行うことをオススメします。

よくあるのが、

「施設はお遊戯みたいなことをするから嫌だ!」

このような先入観で施設を拒否される利用者さんが実に多くいます。

近年、施設やデイサービスでの取り組みもだいぶ変わってきています。

一時期ニュースで「カジノデイサービス」というのが話題なりました。

そこまでのクオリティーは無いにしても、

  • 将棋や囲碁
  • カラオケ
  • 編み物
  • 園芸 など

施設によっては面白い取り組みをしているところもあります。

若い頃に慣れ親しんだ作業などを実施している施設だと、入所後の生活も楽しいものになるかもしれませんよね。

壁に貼ってある掲示物なども、ぜひ見てほしいと思います。

あまりにクオリティーの高い作品は、器用なスタッフが作り上げていることがあります。

ちょっと歪な作品ほど、きちんと利用者とスタッフが協力しあって作成している。つまり、利用者に役割(作成のお手伝い)を提供して活動性を高めようと心がけてくれていることになります。

利用者とスタッフの笑顔

笑顔は嘘をつきません。

これ、ホントですよ!

いろんな施設や病院を渡り歩いてきましたが、

人間関係が充実しているところは、自然治癒力と言いますか、伸び代が高いです!

それに比べ、

  • 建物に入った印象が暗い
  • スタッフとすれ違っても挨拶しない
  • 入所している利用者も車椅子に座り何をするでもなくボーとうつむき加減

このような施設は、活気がなく活動にも消極的です。

利用者さんが自らトイレへ行こうとするものなら

「ダメですよ!勝手に動かないでください!!」

ネガティブな呼びかけが飛び交っています。

良い施設は

「○○さん、どうされましたか?」

視線を合わせて問いかかえるような声かけをおこなっています。

ぜひ、施設スタッフが利用者さんに対してどんな言葉使いをしているのか、耳を傾けて見てください。

まとめ

医療従事者である私が、親の入所施設を探すとしたら注意するポイント3つについて解説しました。

いかがですか?

近所にある施設。新しくできたばかりの綺麗な施設。など魅力に感じるところもあると思います。

でもやっぱり人間関係や取り組んでいる具体的内容はキチンと選んでおいた方が、入所してからの生活を有意義なものにしてくれると思います。

今後も少しでも役に立つ情報を配信していきます。

フォロー&応援をお願いします!

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

近所にどんな施設があるのか、どんな施設が適しているのかなどのご相談はお気軽にどうぞ。

【お問い合わせ】介護相談や依頼はこちらから

2022/9/13  

介護相談✖️作業療法士 できるんですコンシェルジュをご覧いただきありがとうございます。 在宅介護を少しでも『楽』に 『できるんです』と自信を持っていただけるサポート 自己紹 ...

  • この記事を書いた人

やまざき

【介護相談×作業療法士】 回復期→急性期→訪問リハビリ→老健→デイケア→独立。情報量が人を救う。在宅介護を無理なく継続するには、上手く情報収集するための情報源。『できるんです!』行動に変化起こす介護サポート。

-在宅介護